◆2020年4月26日(日)
日の出 4:33
日没 18:29
天気 くもりのち雨、ねぐら入り時はくもり、暗くなってからまた雨
気温 6℃(4:00)、6℃(18:00)
マガンねぐら入り数 60,000羽(4/26)
飛び立ち時刻 04:10とびはじめ、04:12、04:15、04:16、04:19
ねぐら入り時刻 17:45頃~18:55
<早朝飛び立ち>
昨夜からの雨はあがり、頬に感じる程度の弱い東風が吹いていました。
マガンは沼全体に広がっていました。
4:10、パラパラと飛び始め、4:12に全体の8割が飛び立ちました。
その後、4:15、4:16に飛んで旋回して戻り、4:19に残ったほぼ全ての群れが飛び立ち。
最後に残った群れは4:40に飛び立ち、沼は空っぽになりました。
<夕方ねぐら入り>
一日、雨が降っていましたが、夕方はやみました。
午後から100羽ほどコハクチョウが来ています(5/10訂正)。
ここ数日、数羽~20羽程度来ることはありましたが、3桁は久しぶりです。
分厚い雲の下、マガンのねぐら入りは17:45ごろから始まりました。
途中、降りていたマガンがオジロワシに飛ばされ、ぐるぐる渦を巻きました。
太陽が沈むギリギリのところに雲の隙間があったので、光があたるところはすべてピンクともオレンジともつかないきれいな色に染まりました。
南から戻ってくるマガンは沈む太陽の真ん前を通過していきます。
夕陽がまぶしくて目を開けていられないほど。
風が冷たく、朝と同じ気温でも体感温度が全然違います。
外でじっとしていると体温が奪われていくのがわかります。
日没後20分もすると、沼は北東部が空いているもののマガンで真っ黒。
本日のねぐら入りは60,000羽。
まだまだいます。
いつ渡るの?マガンさん。
<今日の鳥>
マガン、コガモ、カルガモ、オナガガモ、アオジ、カモメ、キンクロハジロ、カワラヒワ、キジバト、シジュウカラ、ハシビロガモ、オオハクチョウ、コハクチョウ
!初めての方は必ずお読みください!
2回目以降の方も、あらためてご確認ください!
どうぞよろしくお願いします。
<センターからのお願い>
■農地・農道に入らないでください!農地や農道、あぜ道は、私有地です
田んぼを広げたり水路を整備する工事で、新しい農道があちこちにできました。
農道にクルマを突っ込んでマガンを眺めたり、撮影する人が後を絶ちません。
新しい農道は路肩の砂利が非常に崩れやすくなっています。
農道は農家さんのものです、勝手に入らないでください。
どこが農道かわからないときは、舗装道路のみ通るようにしてください。
田んぼの落ちモミを糧とするマガンは、地域の農業のおかげで渡りの旅を続けることができるのです。
地域の農家さんに迷惑をかけないようご配慮をお願いいたします。
■迷惑駐車はやめて!お車は駐車場へ
農道や路肩に駐車しないでください!!
沼周辺の道路は幅が狭く、緊急車両や農作業、工事車両の通行の妨げになります。
宮島沼周辺は農繁期を迎え、地域の方が本当に迷惑しています。
クルマは必ず駐車場に入れてください
■混み合っているときは譲り合ってください
三脚の使用は特に制限していませんが、混み合ってきたらお互いに譲り合って観察・撮影をお願いします。
特に小さな子どもたちは、大人が真ん前にいると、何も見ることができません。
鳥にも人にも、思いやりを持って接していただきますようお願いいたします。
■沼や観察小屋など、センターの敷地内にペットは入ることができません。
ワンちゃんネコちゃんは、駐車場でお留守番をお願いします。
■センター敷地内は禁煙、ポイ捨てしないで!
おタバコは駐車場でどうぞ。
吸い殻やゴミはポイ捨てせずに(特にマスクと使用済みティッシュ!)、必ずお持ち帰りください。
■野鳥にカメラのストロボやライトをむけないでください。
撮影時は発光禁止モードでお願いします。
■自撮り棒や脚立に上っての撮影はご遠慮ください。
見慣れない場所(高さ)に見慣れない物があると、マガンは警戒しおびえます。
また、人が多いところで自撮り棒などを使用すると他人にぶつかる危険性もありますし、薄暗くなる時間帯に脚立を通路の真ん中に放置されると、知らずにぶつかって転倒する場合があります。
マガンや他者に気遣っての撮影をお願いいたします。
■マガンを観察するコツはこちらをご覧ください。
いつまでも鳥たちが安心して休める沼であるために、鳥にも人にも優しい観察と撮影をお願いします。
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