◆2020年1月4日(土)
日の出 07:05
日没 16:09
天気 くもり時々晴れ
積雪の深さ 47cm
気温 -7℃
今日は2020年最初の開館日です。
今年もどうぞよろしくお願いします。
連休明けの仕事は、センターを発掘することから始まります。
今年は雪が少ないとはいえ、昨日たっぷり降ってくれたので除雪しがいがあります。
今季初スノーシュー。
スノーシューやカンジキで新雪の上を歩くときは、防水のオーバーパンツやスパッツを使ってください。
画像のようにデニムと長靴だけだと、歩くたびに跳ね上げた雪が長靴の中に入り、デニムの裾が凍ってバリバリになります(泣)。
いつものポプラの枝には、ノスリが来ていました。
アカゲラはヨシの茎をしきりにつついていました。
ゴジュウカラやシジュウカラなどのカラ類は、枝から枝へせわしなく移動していました。
2020年がスタートしました。
来週はマガレン冬キャンプがあります。
<今日の鳥>
ノスリ、ヒヨドリ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、アカゲラ、ハシブトガラ
「えっ?冬も開館しているんですか!?冬なんて何もいないでしょ?」と、来館者のみなさんからよく言われます。沼が凍結して水鳥がいない冬に開館する理由の一つに、「雪の多さ」があります。
こちらは2019年2月の様子。
人が通るところは、日々除雪していますが、屋根から落ちた雪は山になって屋根とくっつきそうです。年に数回、重機や人海戦術で、この屋根下の雪を取り除いています。
もし冬の間ずっと休館すると、センター全体がすっぽり雪に埋まって、マガン 飛来期までには到底掘り出せません。また、大量に降り積もった雪の重みで屋根が壊れてしまうこともあるでしょう(実際に展示室の屋根が抜け落ちたことがあります)。考えただけで恐ろしくなります...。
センターの維持管理も私たちの大切な仕事なのです。
しかし、宮島沼の冬は厳しいだけではありません。
よく晴れた朝は防風林の木々が白くキラキラと輝き、風が強く吹いたあとの雪原にはレリーフのようなシュカブラ(雪の紋様)が出来上がります。
お天気が良ければカンジキやスノーシューを持って雪を楽しみ、身体が冷えたらセンターのストーブにあたってはいかがでしょうか。
冬も開館中。お待ちしています♪
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