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【自然情報】2/10(金)

◆2023年2月10日(金)

日の出 06:37

日没  16:56

天気  くもり

最高気温  -16.5℃

最低気温 -5.2℃

 

久しぶりに雪かきのない朝。

風がないのであまり寒さを感じません。


スノーシューを履いても膝下まで埋まる深い雪。

足をすすめるとすぐに息が上がります。

キツネも埋まりながら歩いたのでしょうね。


観察小屋はすっかり埋もれてしまいました。

明日にでも雪下ろしをします。

ガラス窓にはびっしりと氷の花が咲いていました。


ぷっくりとしたエゾニワトコの冬芽。


気の早いバッコヤナギは、早くも芽鱗(冬芽の一番外側の部分)を脱ぎ捨て、ふわふわの毛皮のような花が顔を出していました。


飛ばずに残っていたガガイモの種はサヤの中にキチンと並んでいました。


幹の中ほどまで雪に埋まっているのはアズキナシ。

実は何度も凍結してレーズンのようにシワシワ。


ナナカマドの実はずいぶん少なくなりました。


キハダの実も手の届くところには、もうあまり残っていません。

この黒い実は山椒やミカンに似たとってもいい香り。


こうした木の実は、ヒヨドリやツグミたちの冬の間の食糧です。

また、あちこち歩くことができない植物にとって、大切な種を食べて運んでくれる鳥たちは、ありがたい存在。

生きもの同士、持ちつ持たれつといったところでしょうか。


さて、今週の日曜日は、冬のガイドウォークを行います。

カンジキを履いて、こんな風に観察しながら歩きます。

まだ空きがあるので、よろしければお申し込みください。

気温は0℃前後になりそうですが、雪の予報。

雪なら決行、雨になりそうなら来週に延期します。


<今日の鳥>

アカゲラ、ヒヨドリ、ツグミ、シジュウカラ、ハシブトガラ、ハシボソガラス


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