◆2022年5月18日(水)
日の出 04:05
日没 18:53
天気 晴れ
気温 8.5℃(4:00)、最高気温21℃
朝からいい天気。
センターの隣のふゆみずたんぼでは、美唄市立中央小学校5年生の子どもたちが田植えをしていました。
都会ではなかなかできない体験、美唄の子どもたちがうらやましいです...。
ちなみに、市内の学校給食には地元美唄のお米が使われています。
突堤近くには、カンムリカイツブリがすーいすい、と泳いでいました。
ギョッギョッシシシシ、ギョギョッギョギョッシシシシ、と大きな声で鳴くオオヨシキリは、湖岸のヨシが伸びるまでは、ヤナギやポプラなどの枝、フキの葉のすきまを探すと見つけられます。
いつも出会うノビタキたち。
アオジはいつものヤナギにいました。
風に吹かれて肩もしっぽも羽根がもじゃもじゃ。
鳥たちの声に混じって...ぐけけ、ぐけけ、ぐけけと沼からカエルの声が聞こえてきました。
あ、いましたね。
トノサマガエルです。
彼らも繁殖期を迎えたようです。
オスとメスが交接中。
なんともとぼけた顔のカエルですが、彼らは本州出身の元々北海道にいなかった国内外来種です。
いまや宮島沼で産卵するようになってしまいました。
皮肉なことに、彼らの本来の生息地である本州では、田んぼやため池が少なくなり、環境省の準絶滅危惧種に指定されています...。
道内で増えているトノサマガエルは、在来種となかよく暮らすというわけにもいきませんし、生まれ故郷の本州に連れて行くこともできません(カエルのように移動能力が高くない生きものは生まれ育った地域によって遺伝子が違ったりするので、安易に他の場所へ移動させるのはよくないのです)。
一度入り込んでしまった外来種(国内外来種も)を根絶させるのは、とても難しいです。
生きものを他の地域に持ち込まない、飼っている生きものを捨てない放さない逃がさない、といった当たり前のことを守らなくては、と思います。
<今日の鳥>
オオヨシキリ、コムクドリ、アリスイ、ウグイス、ハシボソガラス、キンクロハジロ、コガモ、カンムリカイツブリ 、ヒドリガモ、アオジ、アオサギ、トビ、ノビタキ、カワラヒワ、スズメ、ハクセキレイ
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