◆2023年5月19日(金)
日の出 04:04
日没 18:53
天気 晴れ時々くもり
最高気温 21.3℃
最低気温 9.5℃
今日も北海道の5月らしからぬ20℃超え
突堤から浚渫実験区の方を見ると、細いヨシにノビタキが止まっていました。
辺りに響き渡るオオヨシキリの声とは別に、水面から
「クココッ、クココッ、グココッ、グココッ」
と大きな声が響いてきました。
トノサマガエルでした。
水の中にいると皮膚がぷよぷよ。
関東平野から仙台平野にかけてを除く本州と四国、九州に分布するカエルで、元々北海道にはいません。
近年石狩川流域でものすごく増えていて、ここ宮島沼も例外でなく、夏の夜アスファルトの上に点々といくつも座っているのは大体このカエルです。
一方、センター裏口に置いてあるタヌキモ水槽には、アマガエルがじっと浮かんでいました。
突堤ゲートの向かって右側にはツボスミレ。
向かって左側にはオオタチツボスミレが咲いています。
センターと突堤の間、左側(西側)のミズゴケコンテナにはヒメシャクナゲが開花しています。
一昨年、大きくなった株をコンテナのあちこちに株分けしたところ、うまく根付いてくれたようです。
センター敷地内の林の下は、茎が丸いホウチャクソウや、
角張った茎のオオアマドコロ、
一日ごとに順番に花を咲かせるゼンテイカ、
芽出しも花も実も個性的なコウライテンナンショウ(マムシグサ)が咲いています。
林床の植物たちを実際にガイドしたいところですが、画像にも写っている通り、周りはツタウルシだらけなのでかぶれるのを覚悟で見る羽目になります...。
それにしても。
花が咲くと、蜜を求めて虫たちがやってきます。
カエルや小鳥たちは虫を食べにやってきます。
生きもの同士のつながりってうまくできているものです。
<今日の鳥>
ハクセキレイ、トビ、カルガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ヒドリガモ、コガモ、ハシビロガモ、カンムリカイツブリ、マガン、オオバン、アオサギ、オオヨシキリ、ウグイス、カワラヒワ、ヒバリ、アオジ、ハシボソガラス、アリスイ、ノビタキ、オオハクチョウ、キジバト、スズメ、カッコウ、シジュウカラ、モズ、コムクドリ、オジロワシ
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