◆2022年5月8日(日)
日の出 04:15
日没 18:42
天気 雨のち晴れ
気温 8.0℃(4:00)、最高気温13.2℃
昨夜の激しい雨はやみ、青空が広がりました。
しかし、風が強く、外にいると体温が奪われていきます。
波立つ水面にはキンクロハジロたちがいました。
マガンたちがロシアに渡ると、ゲートの改良ポプラの葉が開き始めます。
雌花はうまく受粉した様子で、ぷっくりとふくらんでいます。
コブシは散りかけ。
コブシたちがしっかり結実するのは秋になってから。
開花から結実まで、とってものんびりしたペースですすみます。
エゾニワトコのつぼみや葉がずいぶん伸びてきました。
まだ食べられますが、もう少し早い方が美味しいかも。
エゾニワトコのつぼみは2〜3個食べる分には、とっても美味しいのです(「エゾヤマノブロッコリー」と勝手に名付けています)。ただし、食べ過ぎ注意、お腹が壊れます。
ちなみに、宮島沼の周囲は、鳥獣保護区の特別保護地区なので、採集禁止です...。
山菜は、土地の持ち主にきちんと許可を得て採集しましょう。
観察小屋から沼を見ると、倒れたヨシのすきまから緑の葉が顔を出していました。
これはオニシモツケ。初夏に白い小さな花がたくさん集まった可愛い花をつけます。
あと一月もすれば私たちの背丈と同じくらいまで伸び、オオヨシキリやコヨシキリたちのさえずる舞台になります。
これはエゾイラクサ。
茎に透明なガラスの破片のような細かいトゲが生えていて、うっかり触るとめちゃくちゃ痛いです。
加熱するとトゲはなくなるのでスープやおひたしにして食べられます。クセはなく、特に美味しい印象もありませんが、栄養価は高いようです。
観察小屋手前の木立には、ゼンテイカの株がにょきにょき伸びていました。
葉の真ん中から上に伸びるジャンケングーのようなものが蕾になります。
来月の今頃にはオレンジ色の花を咲かせていることでしょう。
北海道の春から初夏、季節はめまぐるしいスピードで変わっていきます。
<今日の鳥>
ヒバリ、カワラヒワ、トビ、ニュウナイスズメ、アオジ、スズメ、ハクセキレイ、キンクロハジロ、オナガガモ、ハシビロガモ、オオハクチョウ、コガモ、コムクドリ、ムクドリ、アリスイ、カルガモ
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