夏のような暑さの宮島沼です。
早い所ではもう田植えが始まっています。
昨日、一昨日はにぎやかだったアズマヒキガエルは静かに息をひそめ、かわりにオツネントンボが交尾の真っ最中でした。
センター横の林の陰では、早くもアカハネムシがオニシモツケの葉にとまっていました。
宮島沼水鳥・湿地センターの西側にミズゴケ再生試験区があります。
かつて宮島沼の北側にもあり、広大な美唄原野で多くみられた「ミズゴケ湿原」の再生を試みています。
ふわふわのミズゴケの上に、ツルコケモモが這い、モウセンゴケ、コバギボウシ、シロネなどが顔を出してきています。
モウセンゴケは、とっても小さい体ですが、虫を捕えています。
サギスゲなどのスゲ類もこれからどんどんのびてくることでしょう。
宮島沼にお越しの際は、これら小さな植物たちをそっとのぞいてみてください。
あ、カエルもね。