10月8日(日)、宮島沼はたくさんのマガンと、たくさんのお客様でにぎわいました。
マガンを見に来てくださるのはとても嬉しいのですが、ほんの少し、マガンの立場になってみていただけないでしょうか。
今日の夕方、マガンのねぐら入り時、一度沼に降りたマガンたちが派手に飛び立ってしまいました。こうなると、もうカウントできなくなってしまいます。
オジロワシなどの猛禽類がマガンを狙った時も同様に飛び立ってしまいますが、何かイレギュラーなことがあってマガンが怯えた時もそのような状態になります。
今日、途中で飛び立ってしまったのは、近くの農道に立ち入った車があったせいかと思われます。
農地や農道は、農家のみなさまが管理されている土地です。絶対に立ち入らないようお願いいたします。慣れない農道を走って脱輪してしまい、くるまを引き出すのに何時間もかかった方もいます。
また、夜暗くなってからライトを照らして沼に近づくこともおやめください。私たち人間にとって、ライトやカメラのフラッシュは当たり前の光ですが、野生動物にとっては「当たり前ではない」光です。相当なストレスがかかってしまいます。
怯えてしまったマガンが沼に来なくなってしまったら、観察や撮影どころではなく、本末転倒ですよね。
初めての方はは、ぜひこちらをご覧になってからお越しください。
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いつまでもマガンが安心して休める沼であるために、どうかご協力をお願いいたします。