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執筆者の写真Katsumi Ushiyama

【マガン情報】落ち着かないねぐら入り


明日10月10日(火)は、マガン最盛期のため、開館します。早朝はトイレのみ5時過ぎから開放します。閉館時間は、17:30まで延長いたします。

突堤ゲートは、野鳥のストレス軽減のため、朝の飛び立ちが終わるまで閉鎖させていただきます。

10月9日(月)連休最終日、今朝は濃霧の中、マガンたちは飛び立ちました。

昼間もどんより曇って、いつ降ってもおかしくないようなお天気。

ねぐら入りは、16:30頃からマガンがパラパラ降りはじめ、17時過ぎには次々にマガンの列が沼に向かって頭上をかすめていきました。

南側の田んぼから湧いてくるように迫るマガン。


しかし、今日も様子が変でした。


一度降りたマガンが、何かにおどろいて何度も飛び立ちました。右往左往し、いったん沼に入った鳥が田んぼに向かい、また戻る。こうなるともう正確にカウントできません。

しかし、猛禽の姿は見えず。

連休最終日とあって、たくさんのお客様でにぎわいました。


たくさんの方が訪れるということは、カメラの設定が分からずにストロボを発光させたり、脚立に登って写真を撮ったり、野鳥を撮影する時のマナーをご存じない方もたくさんいらっしゃるということなのでしょう。センターとしてもできる限りわかりやすく周知するようにいたしますので、どうかご協力お願いいたします。

もし、カメラの発光禁止の設定がわからなければお気軽にお声掛けください。多少はお役に立てるかもしれません。

また、脚立や踏み台に登って野鳥を撮影することはおやめください。鳥から丸見えです。人の姿を見て警戒したり、怯えたりする野鳥を撮影したところで、その鳥がのびのびと過ごす本来の姿とはほど遠いものになってしまうのではないでしょうか。草が邪魔になって撮影しずらいということは、鳥たちにとって、人が見えなくて安心できるということでもあります。

毎年訪れる方も、初めて訪れた方も、これからマガンと宮島沼のことを好きになってくれるよう、観察しやすい環境づくりに努めていきたいと考えていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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