明治・大正時代の原野(湿原)に植林してできた防風林.
その林床にはかつての湿原を彩った植物を今でも見ることができますが,
乾燥化や外来植物の侵入によって,年々その姿は減っています.
宮島沼の北東にある防風林には,石狩川流域の平野部ではもう他に見ることができないゼンテイカの大群落が広がり,地域の原風景を今に残す貴重な財産となっています.しかし,現在実施されている防風林の更新作業に伴って乾燥化が進み,外来植物が繁茂するなどの影響が心配されています.
そこで,ゼンテイカが咲き誇る防風林を後世に残すため,外来植物の抜き取り作業などの森づくり活動を実施します!
新型コロナウイルス感染症対策のため,作業日や作業時間は各々のご希望にあわせて実施しますが,初回は簡単なレクチャーを受けていただきます(人数制限あり・要申込).レクチャーでは,スタッフより植物の見分け方や作業内容についてお伝えし,マニュアルをお渡しします.
お申込みをお待ちしております!
実施日 :2021年 6月~9月
※日時・時間帯はご希望に応じます(詳しくは申し込みフォームで).
※企業やクラス単位でのご参加もお待ちしております!
作業内容:
・外来植生(オオハンゴンソウとオオアワダチソウ)の抜き取り
・植林木周辺の高茎草本(ヨシとオオヨモギ)の刈り取り
集合場所:宮島沼水鳥・湿地センター
申込方法:申込フォームをご利用ください.
(資料)
・ゼンテイカ咲き誇る「大富原野の森」の保全管理作業にご協力ください!(動画)
・抜き取る植物 / 残したい植物 (試作版)
※「大富原野の森」の森づくり活動は,宮島沼の会が空知森林管理署と国有林における森林整備活動協定を締結し,宮島沼水鳥・湿地センター,石狩川流域湿地・水辺・海岸ネットワークとの共同で実施します.
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