空を覆いつくすガン類が飛来する宮城県北部の渡来地。伊豆沼・内沼、蕪栗沼、化女沼など3つのラムサール条約湿地をかかえるこの地域は、日本のガン類保護の発祥の地であり、現在は約20万羽ものガン類が越冬しています。
1970年代にこの地で始まった東アジアのガン類保全・研究を土台として、近年、国際協力による調査研究が飛躍的に進み、東アジアにおけるガン類の飛来状況や渡りルートなどが明らかになってきました。現在、東アジアのガン類の研究や保全はどこまで進んでいるのでしょう?そして、今後どのような保全・管理を考えていけばよいのか?
本シンポジウムでは、中国、韓国、さらには米国のガンカモ類研究者を招聘し、東アジアにおけるガン類の渡りに関する知見を総括し、今後の保全、管理について考えていきます。
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日時:2023年1月28日(土)10:00~16:30
場所:はさま会館(栗原市若柳川南南大通14-7)
対面参加(要申込)
入場無料、定員100名
こちらからお申込みください。
※上記にアクセスできない場合はお電話で!(澤祐介 050-3188-1195)
オンライン配信(申込不要)
EAAFP 国内ネットワークCEPAワーキンググループチャンネルでライブ配信します。
プログラム(予定):
基調講演
東アジアにおけるガン類の保全管理に向けて~科学的知見と枠組み~
David Ward (U.S. Geological Survey)
セッション「日本の雁」
イントロ~過去・現在・将来~ 牛山
希少ガン類の保全と課題 呉地
増加するガン類の管理と課題 嶋田
日本におけるガン類追跡プロジェクト 澤
セッション「東アジアの雁」
韓国のガン類の現状と保全管理 Hansoo Lee (KoEco)
中国のガン類の現状と保全管理 Cao Lei(中国科学院)
パネルディスカッション
東アジアのガン類の保全管理と国際協力
支援:経団連自然保護基金、地球環境基金、日本鳥学会 津戸基金
※ガンカモ類作業部会国内科学技術委員会へのご寄付はこちら。
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チラシは以下からダウンロードいただけます。
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