宮島沼水鳥・湿地センター前の水路のカキツバタが咲き始めました。
このカキツバタ、もともとは防風林沿いの素掘りの水路に生えていたのですが、圃場整備にともなって掘り返されてしまうところをレスキューしてきたものです。
一緒について来たであろうヤナギトラノオも咲いています。
元々生えていた水路がどうなったか確かめにいくと…水路のわきにへばりつくように何株も残っていて、元気に咲いていました!
防風林の中はゼンテイカが咲き乱れていて、かつての湿原の面影が感じられます。
ちなみにこのあたりでは、国内外来種であるトノサマガエルが高密度で生息しています。。
トノサマガエルは大食漢。思わぬ天敵の出現で、人知れず姿を消している在来の生き物もいることでしょう。