宮島沼水鳥・湿地センターの敷地内には、いろいろな植物があります。
センターと沼の間、西側にはミズゴケ湿地再生試験区があります。
試験区の外側には、オカトラノオが満開です。小さな花が房状に集まっています。
試験区の内側では、ツルコケモモが満開です。
ミズゴケの上には、モウセンゴケの花が咲き始めました。小さな小さなモウセンゴケからニョキッと花茎を伸ばして可憐な花を咲かせます。
小さくてピントを合わせづらく白とびしやすい撮影者泣かせの花ですが、ぜひ肉眼でご覧いただきたいです。
これはまだつぼみ。
オトギリソウもこれから黄色い花を咲かせます。
そのほか、ゴウソやハリガネスゲ、ヤチカワズスゲたちが小さな実をつけています。
突堤からは、沼の水面にぷかぷか浮いているギザギザの葉っぱたちが見えます。
その中心に小さな白い花が咲き始めました。
ヒシです。
小さくてわかりにくいかもしれませんんが、これから沼のあちこちに花を咲かせてくれることと思います。
ふゆみずたんぼにはオモダカ(イネにとっては雑草ですが)が、林や田んぼ脇の畔ではノリウツギが花を咲かせ始めています。
短い夏を謳歌するように次々に咲く湿地の花たち。
水鳥の少ない時期ですが、宮島沼お越しの際は、ぜひ植物たちもご覧になってください。