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【報告】マガレンジャー夏キャンプ

  • 執筆者の写真: Katsumi Ushiyama
    Katsumi Ushiyama
  • 2017年8月8日
  • 読了時間: 4分

2017年7月31日(月)~8月2日(水)、宮島沼で活動している自然戦隊マガレンジャーのキャンプが2泊3日でおこなわれました。

マガレンジャーの活動は、企画や進行、キャンプで必要なものの買出しなど、子どもたちが主体となって進めています。

今回のキャンプでは、ヨシ紙つくり、酪農学園大学へ出向いての講義・実験、ボート調査を行いました。

1日目の活動は、ヨシ紙つくり。

水をこぼしてしまってキャーキャー騒いでいる声が聞こえてきます...。さて、何枚できあがるのか、ヨシ紙がどんな風にできあがるのか。


できあがった紙はカントリーフェスで販売し、ヨシ紙づくり体験も行います。ぜひお越しください。

朝から降っていた雨は夕方になるとやみ、ドラム缶風呂に入ったり、みんなで沼の夕陽を眺めたり、キャンプらしい一日を過ごしました。

2日目は、江別市にある酪農学園大学まで、みんなで行きました。講義、実験、分析...と、大学生さながらの内容です。もちろんお昼は学食です♪


前回までは、宮島沼の現状を知ることで宮島沼の保全について考えましたが、今回は、地域の環境と地球規模の環境の関係を考えながら、地球温暖化と温室効果気体について学びました。温室効果気体のうち、特にメタンガスについては、酸素が少ない還元環境で作られます。身近な還元環境というと...、水に浸かっている期間が長く、泥があって土の中に酸素が入りにくいところ...えっ?水田!?水田からのメタンの寄与率はなんと15%だそうです。宮島沼の周りには水田がたくさんあります。宮島沼のすぐ隣にあるふゆみずたんぼからどのくらいのメタンがつくられているのか、それをどうやって調べるのか...隊員もワタクシも講義に興味深々です。ちなみに反芻動物である牛や羊、ヤギのげっぷにはメタンが多く含まれています。センターの看板ヤギ、雁太のげっぷがクサいのはメタンガスのせいでした。

それにしてもこの黒板、横にとっても長いです。長い長い数式を書き出すために黒板も横に長いのでしょうか。大学、特に理系ならではの風景ですね。


宮島沼の隣のふゆみずたんぼからどのくらいメタンガスが出てくるのか調べるには、液化炭酸ガスと液体窒素を使います。それら二つがどんな性質のものか実際に見てみようということで、液化炭酸ガスでドライアイスをつくったり、液体窒素でいろいろなものを凍らせたり、実験をしました。初めての体験に隊員達は大興奮でした。


分析は、実際にふゆみずたんぼで採取した空気からメタンガスを取り出し、ガスクロマトグラフィで濃度を調べました。



講義室では、方眼紙に検量線を書き、サンプルの数値をのせて濃度を割り出します。これは実際に大学生が受けている講義と同じ内容ですが、全員書き切りました!

最後に、宮島沼周辺のたんぼから出るメタンガスを減らすにはどうしたらいいか、みんなで考えました。いろいろな意見が出ましたがまとめきれなかったので、次回までの課題になりました。

今回は、センターからバスとJRを乗り継いで行ったので、かなり遠い道のりでしたが、初めてバスに乗った隊員もいたので、これはこれでいい社会勉強になったのかもしれません。お年を召した方が乗り込んで来られると、こぞって席を譲るマガレンジャー。なかなか素敵でした。

3日目、朝ごはんは石窯ピザ。外にテーブルを出して、材料をひろげ、外でピザ作り&朝食です。思い思いの具材をのせて、焼き上げます。修理したばかりのピザ窯、なかなかいい具合に焼けます。



午後からは、最後のお楽しみ、ボートに乗って沼を探検です。じりじり照りつけるどころか刺さってくるような強い日差しの中、大人たちの心配をよそに遊びまくる隊員たち。風のないおだやかな水面にみんなのボートが浮かびます。見た目は美しいですが、沼の水はけっこうクサいです。




こじんまりした人数のマガレン夏キャンプでしたが、少ない人数ゆえに濃い時間を過ごせたのではないでしょうか。

みんな、いい思い出ができたかな。りょうたろう隊員、みき隊員、あかり隊員、みゆ隊員、こころ隊員、まな隊員、ゆい隊員、ちかね隊員、ことみ隊員、お疲れ様でした!

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