2024年1月13日(土)〜14日(日)、マガレンジャーの冬キャンプを行いました!
前日も翌日も吹雪と大雪だったので、1日ずれていれば中止になるところでしたが、運よく二日間ともお天気に恵まれました
リーダーは中学生のわく隊員と小学生のたける隊員。集まったのはリーダーを含めて13名
前回大雪で中止になったクリスマス会で作る予定だったヨシのヒンメリを作りました。
もちろん雪あそびも忘れません。
マガレンジャーがヨシを使って紙やヒンメリを作るのには理由があります。
自分たちの故郷でもある沼がそんな状態にあることを心を痛めた隊員たちは、自分たちにできることはないか、なんとかしたいと考えました。
沼の栄養分をたっぷり吸って大きく成長するヨシは、沼の水の浄化に一役買っているといえます。
しかし、成長したヨシが枯れて沼に倒れて沈んでしまっては、せっかく吸い上げた栄養分は沼に戻ってしまいますし、沼が浅くなってしまう原因の一つになってしまいます。
そこで、枯れたヨシを刈り取って沼の外に出してしまえばいいのではないか、と彼らは考えました。
刈り取ったヨシで何かを作って館内で販売すれば、より多くの人に沼のことを知ってもらえるし、売り上げは自分たちの活動資金になるし、何より作っていて楽しい!、と、いいことしかありません。
そんなわけで、マガレンジャーはヨシ紙を作り続け、今回はヒンメリも試作することになったのです。
長い前置きはさておき。
ヒンメリ作りの準備や片付けなど、わいわいと遊びながらも、大人よりもテキパキと動く隊員たち。
ヨシに糸を通すのに苦戦したり、大作に挑戦したり、それぞれがヨシヒンメリ作りを楽しんだようです。
みんながヒンメリを作っている間、ウッシー隊長は...
外で雪下ろしをしてくれていました!
汗だくの隊長には、マガレンからシャリシャリアイスクリームの差し入れ!!
隊長、お疲れ様です!!!
さて、ヒンメリにヨシ紙を貼れば素敵なランプに早変わり。
これは、夜の屋根裏部屋で大活躍。
楽しい雪遊びはアイスクリーム作り。
しかし、欲張って大量に作りすぎたためか、一向に凍らず...。
1日目は食べることができませんでした。
翌朝、シャリシャリになったアイスクリームを食べました。
それはそれで美味しかったのですが、次回に期待と言うところでしょうか。
食事の準備や片付けも全て自分たちで役割分担を決めて、指示を飛ばしたり、包丁仕事を教えあったり。
今回「簡単だから」という理由で作ったカレーライスは、シャバシャバの仕上がりになりました...、味は美味しいんですよ。
マガレン料理長の副隊長が作る「カロリー爆弾!深夜の夜食タイム」では、シャバシャバカレーは、ペンネのオムカレーグラタンに変身、ついでにジェノベーゼのペンネも登場。
こんなに食べたのに、ゆい隊員が作る味噌ラーメンも登場。
ダイエットは明日から。マガレンキャンプでは毎回みんなお馴染みの言葉です。
翌朝はキラキラの朝日と真っ白な木々を眺めながら、濡らしたタオルをブンブン振り回して、カチコチに凍らして遊んだり。
コロナ禍で三年も我慢した隊員たち。
おしゃべりしながら食事をして、大口を開けて笑いあったり、身体をくっつけてじゃれあったり。これが子どもの本来の姿なのだな、つくづく感じました。
災害や戦争で笑うことができない子どもたちがたくさんいるのは、身が引き裂かれる思いです。
みんな、マガレンの子どもたちのように、のびのびとワイワイ過ごせるようになれれば、また、隊員たちもいつまでもそうやって過ごせるように、と願った冬キャンプでした。
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