報告が遅くなって申し訳ありません。
マガレンジャー夏キャンプ2日目と3日目の様子をお伝えします。
マガレンジャー夏キャンプ2日目は、1日目に沼で採取した水を分析するため酪農学園大学に行きました。
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昨年の夏キャンプでも酪農学園大学に行きましたが、広いキャンパス、見たこともないような道具や機械。横にながーーーーく伸びた黒板。各机に備え付けられたモニタ。ワクワクするポイントだらけです。
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副隊長ゆうこが一番わくわくしてたかも。
今回は、沼の水に栄養塩がどのくらい含まれているか調べました。この場合の栄養塩とは、窒素(N)、リン酸(P)、ケイ素(Si)を指します。窒素はすべての生き物に必要な物質ですし、リン酸やケイ素は、植物には欠かせない物質です。しかし、あまり多すぎると富栄養化の原因となってしまいます。この栄養塩が含まれる量を調べることで、沼の水がどのくらい汚れているのかがわかります。
窒素(全窒素量=TN)とリン酸(全リン酸量)はオートアナライザで、ケイ素は分光光度計で調べます。
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採取した水に試薬を入れると、調べたい物質(窒素やリン酸、ケイ素)と反応して色が付きます。その色の濃さから物質が含まれる量がわかるという仕組みです。
実験室では分析をおこなうための試薬の調製に挑戦しました。
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ホールピペットやメスフラスコ、コニカルビーカー、マイクロピペットなど、見慣れない道具がたくさんありました。特にホールピペットは、慣れるまで少々コツがいります。
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隊員たちは苦戦しながらも、すべての試薬を調製しました。
時間が足りなくて、分析までたどり着けませんでしたが、沼の水質を調べるために「見えないものを見えるようにする」「正確にはかる」など、分析の第一歩は踏み出せたようです。
酪農学園大学の吉田磨先生、研究室のみなさん、ありがとうございました!!
続きは日を改めて行います!!
さて、センターに帰ると夕食タイム。
キャンプリーダー、まな隊員、ゆい隊員、ちかね隊員、ゆな隊員が考えた初企画「流しそうめん」をおこないました!
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あのプラダンの正体はコレでした。
試作時よりパワーアップした流し樋。
うっしー隊長が流し役で、盛り上がりました!
みんなで食べたそうめんは、とっても美味しいものでした♪
次回の課題は、「はみ出さないようにそうめんを流す」かな(笑)。