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執筆者の写真Katsumi Ushiyama

【マガレンジャー活動】いしかりUMIBEキッズクラブ交流@石狩海岸


8月18日(土)、宮島沼で活動する自然戦隊マガレンジャーと、石狩浜で活動するいしかりUMIBEキッズクラブの交流会をおこないました。

今回は宮島沼を飛び出して、目指すは石狩海岸。

いしかりUMIBEキッズクラブの子どもたちと、厚田油田でガスと石油を採取、望来海岸で化石探し、海辺の生きもの探しです!


参加したのは、みき隊員、あかり隊員、みゆ隊員、ひよ隊員、とら隊員、わく隊員、まな隊員、ゆい隊員、ゆな隊員、ちかね隊員、ことみ隊員。

油田と化石探しの水先案内人は、いしかり砂丘の風資料館の学芸員志賀健司さん。

マガレンとキッズがバスに乗り込むと、早速志賀さんからガイド&クイズです。バスが坂道を登っているとき、その坂が海岸段丘であることを教わりました。海岸段丘の崖はそこがかつて海岸だったときに、波に削られてできました。長い年月をかけて海水面の高さが上ったり下がったりを繰り返したため、いくつもの崖が作られ、階段のような地形ができあがったとのこと。

厚田油田に着くと、ここ数日雨が降り続いていたせいで、大きな水たまりがあちこちにありました。

油で覆われている地面には水が染み込みにくいのでしょうか。油田跡にはたっぷり水が溜まっていました。


ちなみに油田を下見した際の様子はこちら。


長靴の上にビニールをかぶせて、いざ油田へ。

ビニールをかぶせないでそのまま入ると靴底がいつまでも石油臭くなってしまいます...。

水たまりをよく見るとポコポコ泡が浮いています。


画像では見づらいですが、天然ガスが湧いていました。

油が浮く水のなかに小瓶を沈めてガスを採ります。持ち帰って火をつけてみることにしました。

お昼は、望来コミュニティセンターへ。

青空の下、芝生の上はとっても気持ちがいいです。めいめい好きな場所でお弁当を広げました。


さて、小瓶につめた天然ガスは、火がつくのか?

お昼ごはんを食べながらも気になって仕方がありません。

みき隊員が点火に挑戦!しかし、ライターの調子が悪く、着火せず。残念。

でも、マッチの火を近づけると「ポッ」と音がして炎があがりました。間違いなくガスでした♪マガレンの米粉料理づくりに使えるかも!?

そうそう、午前の復習と午後の予習も志賀さんから解説がありました。


うんうんとうなずきながら聞く子どもたち。

副隊長ゆうこも一緒に勉強しました♪

午後は、待ちに待った化石探し。

キッズの中には、経験者がいましたが、石狩での化石探しは、マガレンにとって初めてかも。


崖を見上げると、細かい縞模様になっています。この地層は望来層という名前で800万年前~650万年前のものです。


パラグライダーに手をふることも忘れないマガレン。


この崖の下には、軽く叩くと簡単に割れてしまう石がたくさん転がっています。この石に化石が入っているのです。


みんな次々と化石を見つけました。出てくるのは二枚貝が多く、昔ここが海の底だったことがわかります。しかもこの二枚貝の多くは水深が数百m~1,000mの深海に暮らす貝とのこと。それが何百万年も経て、地上に住む我々の目に触れることが、とっても不思議でなりません。

化石探しのあとは、現代に生きている生きもの探しをしました。

海のことならよく知ってるキッズ、宮島沼や田んぼで何度も生きもの探しをおこなってきたマガレン。


ヤドカリを50匹以上つかまえたマガレン隊員がキッズに採り方を伝授したり、魚をつかまえたキッズがマガレンに魚の潜む場所を教えたり。



ちょっとずつでしたが、交流の目的は果たせたようです。

マガレンが活動する宮島沼のすぐ近くを流れる石狩川。

石狩川が海にたどりつく石狩浜で活動するキッズ。

まるでひとつの川が子どもたちをつないでるように思えます。

これからも仲良く楽しく行き来したいですね!

いしかり砂丘の風資料館の志賀さん、いしかり海辺ファンクラブのみなさん、キッズの保護者のみなさん、そしてキッズのみんな!

お世話になりました。ありがとうございました!

さぁ、いよいよ今週末に迫りました!カントリーフェス!

マガレンのヨシ紙ブースに一日マガレンジャーとしてキッズたちがやってきます♪

みなさん、ぜひ遊びにいらしてください。

※マガレンジャーの活動は、宮島沼の会が支援していますが、このいしかりUMIBEキッズクラブの子どもたちとの交流は、北海道、北海道コカ・コーラボトリング(株)、(公財)北海道環境財団の三者による協働事業「北海道 e-水プロジェクト」の支援を受け実施しました。

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