<2024年2月21日(水)追記>
ぶらしっちの様子が、美唄市公式チャンネルで紹介されました!
※動画の中でエゾニワトコの開花期を5月下旬〜6月上旬と言いましたが、5月20日前後に満開になることが多いです。しかも賢者の石とニワトコの杖をごちゃ混ぜにして言ってしまいました...失礼いたしました。
2024年2月11日(日)、カンジキを履いて雪の上を歩くガイドウォークを行いました!
前日まで天気予報を見ながらドキドキしていましたが、雪雲は逸れたようで、おだやかなお天気の中、開催することができました。
今日の画像は、ミヤボラのTさんが撮影提供してくれました。
めいめい、プラカンジキやスノーシューを履いて、雪の上を歩きます。
一昨日、いい感じに積もってくれたので、歩きごこちはふかふか。
夏は藪漕ぎしないと入れないような場所も、雪の上ならどこまでも行けます。
ただ歩くだけではありません。
木立の中を行くなら、木々のことも解説させていただきます。
木に葉や花がついていない冬は、枝ぶりがよくわかります。
太い枝、細い枝、冬芽が互い違いに付くもの、向かい合わせに付くもの、木の肌がゴツゴツしたもの、つるりとしたもの...、よくよく見るとそれぞれの特徴が見えてきます。
一面大雪原になった沼をみんなで歩きます。
振り返ると...足跡がいっぱい。
沼の真ん中あたりで、雪の深さを測ってみました。
すると、意外なことに50cm程度しかありません。
ちなみに、センターと沼の間にある広場の積雪深は140cmくらいでした。
沼の上にはさえぎるものがないので、ひとたび風が吹けば、雪は吹き飛ばされてしまうのです。
あっという間の1時間。
最後に恒例の「マガン目線」で記念写真。
みんな横を向いている理由は...ガイドウォークに参加するとわかります。
館内に戻ると、待ちに待ったお昼ご飯です。
本日のメニューは、カフェ・ストウブのパン4種と野菜たっぷりのボルシチでした。
気持ちよく歩いたあとは、噛むとじんわり美味しいこのパンが、なおさら美味しいのです。
今回もミヤボラの皆さんに助けていただきました。
ガイド補助や準備・片付けのほか、センターに待機してみんなが帰ってくる頃を見計らってランチの用意をしてくれたり。
マガンなどの生きものや宮島沼が大好き、守りたい、という思いを持った方々が、何かと力を貸してくださるので、本当にありがたい限り。
こうしたイベントは、宮島沼に関心を持ってもらう、好きになってもらう「普及啓発」という大事な位置付け。
少しでも多くの方に関心を持ってもらうことが、宮島沼の保全の第一歩となるのです。
冬のぶらしっちは来週18日も開催、すでに定員に達しました。
次回はどんな沼歩きになるか、乞うご期待。
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