2023年5月27日(土)、宮島沼の北東部にある防風林「大富原野の森」で外来種除去作業を行いました。
防風林の更新作業として、樹木を伐採し苗木を植えた箇所にはゼンテイカをはじめとした湿生植物と森林の植物がたくさん残っています。
伐採した箇所には日光がたくさん当たるようになり、それ自体は元々湿原に生える植物にとってはいいのかもしれませんが、乾燥化が進むとオオアワダチソウを中心とした外来植物が繁茂するようになってしまいました。
苗木保護のために刈り払い機等で下草を一斉に刈ると、外来種だけでなく在来種まで刈り取ってしまうことになります。
そこで、人の力で外来種のみを抜き取ることになりました。
まだ草丈が低い今のうちに抜いておくととても楽です。
ゼンテイカがオレンジ色の花をつけて応援してくれています。
右下に写っているのはホウチャクソウ。
奥の方は、オオアワダチソウの群落にゼンテイカが埋もれるように花茎を伸ばしています。
オオアワダチソウを抜き取ったところには、ゼンテイカやコバギボウシ、クサレダマなどが顔を出しました。
こちらは小ぶりだからアマドコロでしょうか。
抜き取ったオオアワダチソウは野積みして根を乾燥させておくと枯死します。
今日は、ミヤボラのメンバーやマガレンジャーの隊員も来てくれました。
「大富原野の森」の森づくり活動は、明日5/28(日)、6/4(日)にも行います。
また上記以外の日程でも、事前にご連絡をいただければ調整させていただきます。
ぜひお手伝いいただければと思います。
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