10月3日(火)、美唄市立中央小学校2年生の児童たちが、校外学習で宮島沼に来てくれました。お天気が心配で、晴天・雨天両方のプログラムを用意していましたが、思ったより気温が高く雨も落ちて来ず、野外に出ることができました。
この日は、屋内で宮島沼やマガンについて少しお勉強したあと、マガンの食べものを探しに田んぼにやってきました。
マガンが食べるのは、田んぼの落ちモミです。一羽のマガンが一日にどのくらい食べるのか、班ごとに落ちモミを集めました。
何グラムあるのかな?
しかし、ここで問題発生。重さの単位をまだ習っていなかったとのこと。単位は抜きで数字の大きさを比較することにしました。
とった落ちモミは計量したら田んぼに戻しました。落ちモミはマガンの大切な食料です。とったら田んぼに返さないと、マガンさんおなかすいちゃうからね。
全てのプログラムを終えて帰る頃、まるで児童たちを見送るかのように、マガンたちが次々に宮島沼に集まってきました。
マガンにとって、沼はゆっくり休むところ、周りの田んぼはエサを食べるところ。
宮島沼は、ねぐらとエサ場の両方がそろっているからマガンがたくさんやってくるということ。
どんな生きものにも、食べ物とねぐらの両方が必要だということ。
少しわかってくれたでしょうか。
宮島沼やマガン、生きものたちのことを少しでも好きになってくれたらうれしいです。