10月28日(土)暖かく穏やかな朝を迎えた宮島沼です。ここしばらくいいお天気なので、水鳥たちものんびりしているのでしょうか。
最近、マガンやヒシクイたちは沼の西側に集まることが多いようです。
植物たちは、冬の準備を着々とすすめているようです。
突堤ゲートの両側にたたずむ改良ポプラはずいぶん葉を落としました。
葉の表面はつるつるして光沢があり厚みがあります。
ミズゴケ湿地も冬の色合いになってきました。
ツルコケモモの実がまだついていました。葉は紅葉しています。
こんなに小さくてもれっきとした樹木です。地面にへばりつく針金のような細くて小さな木が、雪をすっぽりかぶって冬を越すのです。
ナニワズはもう花芽をつけています。
来年の春、雪融けの林床でこの黄色い花が咲くころ、沼の氷がすべてとけ、本州からマガンがやってくるのです。本州に向かうマガンがまだ沼にいるのに何と不思議な気分です。
お天気は明日の夕方から下り坂、雨が降りそうです。ワタクシも明るいうちにセンターの冬支度をしなくては。