茫々たる原野に溝を掘り、植樹をしてできた防風林。
そこには、かつての石狩湿原に咲いていた草花が僅かながらに生き残っています。
しかし、乾燥化や外来植物の繁茂によって、貴重な自然遺産とも言える防風林の湿生植物は急速に失われています。
そこで、防風林の湿生植物の代表格であるエゾカンゾウの開花状況調査を通じて、保全上重要な場所の抽出を行い、今後の対策を検討したいと考えています。
調査は5月下旬(5月22日以降を予定)から6月初旬、市内全域の防風林を対象として実施します。エゾカンゾウを見つけて、咲いている場所(大まかな範囲)を記録するだけの簡単な調査です。空いたお時間にセンターにいらしていただければ、お願いしたい調査範囲と調査手順をお知らせします。都合のいい時に、できる範囲でできる調査ですので、興味があるかたはご連絡ください!