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執筆者の写真Katsumi Ushiyama

【マガレンジャー活動】北海道ラムサールネットワークこども交流会@風蓮湖・春国岱


こちらも報告が遅れて申し訳ありません。

8月4日(土)、5日(日)に春国岱で行われた北海道ラムサールネットワークの子ども交流会に参加してきました!


北海道ラムサールネットワーク(以下、HRN)とは、北海道内にあるラムサール条約登録湿地に関係する機関や団体が集まり、お互いの登録地が協力して湿地の保全啓発や賢明な利用を進めようということから、2006年9月に発足したものです。

毎年、道内の登録湿地で総会と子ども交流会が開催されています。今回は根室市にある風蓮湖・春国岱で行われました。

参加した隊員は、あかり隊員、みゆ隊員、みき隊員、とら隊員、わく隊員の5名。

初日は、サロベツ湿原やクッチャロ湖、劇団シンデレラのみなさんと春国岱散策。

初めて顔を合わせる同士も多く、みんなやや緊張気味でした。

しかし、ユースラムサールジャパンのお兄さん(なんと!マガレンOBのたくろう君でした!)が、アイスブレークのプログラムをちゃんと用意してくれたので、打ち解けた雰囲気で散策に望むことができました。


緊張がほぐれたところで、ネイチャーセンターの善浪レンジャーからガイドを受けながら、観察・散策タイムです。

春国岱の砂丘は、オホーツク海から運ばれた砂が堆積してできたもので、今から3,000年から1,500年前にできたそうです。

砂丘の内側には、干潟や草原、森が広がっています。


春国岱には、海、砂浜、草原、塩湿地、干潟、森、様々な環境があるため、たくさんの生きものが暮らしています。

干潟では、ホウロクシギが何かを食べていました。宮島沼でよく見かけるアオサギもたくさん来ていました。時折オジロワシが空を横切ります。


対岸にはエゾシカの姿が見えました。



塩分が含まれる湿地には、小さなアッケシソウがポツポツと生えていました。


水の中にはアマモの森がありました。海草の中は小さな魚やエビなどの絶好の隠れ家、木道の上から見ることができました。


夕日がとびきり美しかったです。


二日目は、劇団シンデレラのミュージカル鑑賞と、海辺の生きもの探しです。

春国岱に暮らすナミキソウの天使が主人公のミュージカルには、とら隊員をはじめ、サロベツ湿原やクッチャロ湖の子どもたちも出演しました!


海に出ると、大人も子どもも生きもの探し。


砂浜にも、浅瀬にも、深いところにも、いろいろな生きものがいました。



きれいな貝殻を探したり。

小さなヨコエビがいたるところにいたのが印象的でした。


見つけた生きものをわかりやすく解説していただきました。


海草、海藻、二枚貝、巻き貝、ヨコエビの仲間、カニなどなど。

この二日間で、春国岱にはたくさんの生きものがいること、宮島沼と全く違う環境だけどどちらも生きものを育む大切な湿地だということを知ることができました。また、道内の他の湿地の子どもたちや劇団シンデレラのみなさんと仲良くなれたことも、今回の大きな成果でした。

根室市春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンターのみなさん、道内各湿地のみなさん、大変お世話になりました。本当にありがとうございました!

宮島沼のある美唄市から春国岱まで車で片道6時間。

うっしー隊長とゆうこ副隊長、あかり隊員、みゆ隊員、みき隊員、とら隊員、わく隊員のにぎやかな珍道中。

長時間の移動なので、具合が悪くならないか心配でしたが、行きも帰りも笑いっぱなしの車中でした。

次回のマガレン活動は、8月18日(土)いしかりUMIBEキッズクラブとの交流です。宮島沼を飛び出して、石狩海岸で石油や化石さがしに挑戦します!

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