2022年5月22日(日)、マガレン恒例「ヨシ紙づくり」をおこないました!
今日のブログ写真は、すべて隊員たちが撮影したものです。
マガレンジャーたちがヨシ紙をつくるようになってから何年経ったかわからないくらい、ずいぶん前から作り続けています。
宮島沼の生きものと自然を愛する隊員たちは、近年宮島沼の水質が悪化していることに胸を痛め、どうしたら水を綺麗にすることができるか、自分たちにできることは何だろう、と考えこの活動をはじめました。
富栄養化した沼の栄養をたくさん吸って育つヨシは、水をきれいにしながら大きくなります。しかし、枯れて沼に倒れてしまえば、せっかく沼からとった栄養が再び沼に戻ってしまいます。
「だったらヨシを沼の外に刈り取って運び出せばいいんじゃない?」「刈ったヨシで何かを作ったらどうだろう?」
といったいきさつでヨシ紙を作ることになったようです。
昨年10月に刈ったヨシを、副隊長がパルプにしました。
ヨシパルプと牛乳パックからとったパルプを合わせてミキサーで粉砕します。
どろどろにしたパルプ を紙すき枠に流し込み、形を整えます。
下の画像は、紙すき枠の上から、段ボールをのせてプレスしたら厚さが均一になって綺麗に仕上がるかも、と試しているところ。
段ボール、さらしの上に整えたパルプをのせ、さらにさらしをのせ、アイロンをかけます。
両面ともアイロンをかけて、しっかり乾燥させたら出来上がりです。
初めて参加する隊員が多かった割にはなかなかのできばえ。
後半は、ヨシ100%や牛乳パルプ100%、半分ずつすいたツートンカラーのもの...。
自由な発想で次々に作ってくれました。
完全に乾燥させてマガレンオリジナルイラストを封入したら、館内販売と展示に使用します。
ヨシ紙の売り上げはマガレンの活動資金として使わせていただいています。
自分たちの活動は自分たちで企画し、資金も稼ぐ。頼もしい限りです。
次回の活動は、6月18日(土)19日(日)。
北海道フラワーソンに参加します!
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