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執筆者の写真Katsumi Ushiyama

日本鳥学会津戸基金シンポジウム 「新技術をもちいた鳥類モニタリングと生態系管理」

更新日:2019年10月25日



変わりゆく地球を監視する.

それが自然から多大な恵みを享受している我々の使命です.


数ある生態系の中でも,湿地は特に生物多様性と生態系サービスに恵まれた場所です.

しかし,同時に,人間活動の影響により消失と劣化がもっとも進行している生態系でもあります.


湿地の保全と持続的な利用のためには,湿地を広い視野で精密に監視し,順応的管理に反映することが不可欠ですが,生態系の監視と管理には、時間と労力という面で莫大なコスト が必要でした.


しかし,近年はロボットおよび情報通信技術の進歩が目覚ましく、それらを生態系監視・管理技術に活用することが注目を集めています。このシンポジウムでは,湿地に暮らす水鳥とその生息地管理にスポットをあて,「低コスト」かつ「効率的」に、そして「継続的」な生態系の監視・管理を可能にする新技術(ロボット・センサ・通信技術)について議論します。

 

主催: 嶋田哲郎(宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団),山田浩之(北海道大学),牛山克巳(宮島沼水鳥・湿地センター)

後援: 北海道大学大学院農学研究院,ウェットランドセミナー,一般社団法人 日本写真測量学会 北海道支部,特定非営利活動法人 Digital 北海道研究会,北海道ドローン協会, 東アジア・オーストラリア地域渡り性水鳥重要生息地ネットワーク(ガンカモ類)支援・鳥類学研究者グループ (JOGA24

 

場所: 北海道大学農学部多目的室(農学部総合研究棟1階W109)

日時: 2019年10月26日(土)13:00~16:30

申込: ※事前申し込みは締め切りました.会場で当日申し込みを受け付けます.

お問い合わせ: mwwc@dune.ocn.ne.jp (担当:牛山)


※シンポジウムは参加無料・どなたでも参加いただけます.

※申し込み無しの当日参加も可能ですが,会場の定員もありますので,できる限り事前申し込みにご協力ください.

※終了後は懇親会を行います.参加を希望される方は 10月21日(月)までに牛山までお知らせください. 別途詳細をお知らせします.なお,会費は5000円程度を予定しています.

 

プログラム


13:00~13:10 開催趣旨説明

          嶋田哲郎(宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団)

13:10~13:50 基調講演「北海道の鳥類とモニタリングの重要性」

          藤巻裕蔵(帯広畜産大学名誉教授)

13:50~14:10 全天球型ネットワークカメラを用いた鳥類モニタリング

          山田浩之(北海道大学)

14:10~14:30 ドローン画像&機械学習による水鳥の自動カウント~北海道・宮島沼にて

          小川健太(酪農学園大学)・牛山克巳(宮島沼水鳥・湿地センター)

14:30~14:40 休 憩

14:40~15:00 ドローンを用いたチュウサギの生息地利用に関するモニタリング手法の開発

           鈴木 透(酪農学園大学)

15:00~15:20 ドローンの接近に対するガンカモ類の反応

          嶋田哲郎・高橋佑亮(宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団)・神山和夫

          (バードリサーチ)・牛山克巳(宮島沼水鳥・湿地センター)

15:20~15:40 ハス刈りロボットボートを用いた生態系管理

          海津 裕(東京大学)

15:40~16:00 休 憩

16:00~16:30 総合討論


チラシ(pdf






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