9月29日(土)~30日(日)、宿泊型マガン観察会「たっぷり雁観会」をおこないました。
マガンの飛来数がなかなか増えず、キャンセルが出たり、主催者側としてはハラハラしましたが、雁観会に合わせるかのようにマガンさんが来てくれました!
参加された方は全部で10名。
直前までマガンの飛来数が少なかったため、一般のお客様も少なく、のんびり観察できたようです。
夕方のねぐら入り観察。
お天気がよく、なかなか帰ってこないマガンたち。
日が暮れても外で遊んでる子どもとよく似ています。
日没を過ぎてから、本格的にねぐら入りスタート。
ねぐら入り数は33,000羽でしたが、数千羽から1万羽のマガンが一度に降りてくるシーンがあったので、大変迫力のあるねぐら入りとなりました。
マガンに合わせたら人がブレブレ(笑)。しかし、マガンが降ってくる様子は少し伝わるでしょうか。
お腹がすいてセンターに戻ったら、地元農家のお母さん方、こめ粉食Loveの美味しい晩ごはんが待っていました。
美唄産新米、じゃがいもとこめ粉のグラタン、大根の煮物、しめじと豆腐の味噌汁、カリフラワーやブロッコリーなど温野菜、キャベツのオリーブオイル和え、かぼちゃのパウンドケーキ。
もう美味しいものがたくさんあって、ついつい食べすぎてお腹がいっぱい。
パウンドケーキ2つも食べたの、だーれだ(笑)。
ごちそうさまでした。
食事のあとは、ベテランボランティア谷川さん(ブログや広報などに使用する画像も撮影提供していただいています)による宮島沼&マガン講座。
以前よりパワーアップしています。
よりわかりやすく、頭にしっかり入ってきます。
こんな先生の授業なら勉強が好きになりそう。
翌朝は観察小屋横で飛び立ちの観察。
昨日まで、毎朝のように濃い霧に悩まされていましたが、なんとスッキリ晴れているではありませんか。
飛び立ちも観察小屋の真上を、頭上をマガンが飛んでいくダイナミックなものでした。
朝ごはんはカフェストウヴのパンとスープ、チキンのペースト。
石窯で焼いたパンと、暖かいスープがじんわりカラダに染み込みます。
ご参加いただいたみなさま、おいしいごはんを提供してくれたこめ粉食Loveのみなさんとカフェストウヴさん、お手伝いに駆けつけてくれたボランティアのみなさん、本当にありがとうございました。
こうした観察会を通じて、マガンの魅力をさらに発見し、また、マガンと宮島沼が抱える問題について知っていただくことが、マガンと宮島沼の保全につながると信じています。
前回の雁観会での反省を活かし、荷物をお預かりする場所の確保や、早朝トイレを利用する一般のお客様へのアナウンスなど、今回は改善できたかと思います。
これからもよりよい観察会にしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします!