2022年5月21日(土)、ミヤボラのAさんがやってきました。
宮島沼の北東部にある「大富原野の森」で、オオアワダチソウの抜き取りを二人ですることにしました。
早くもゼンテイカが開花していました。
このあたりの防風林にはゼンテイカなど湿生植物がたくさん残っていました。
近年、乾燥化や外来種の侵入等により環境が悪化、古くからこの地域に根付いてきた植物たちが息も絶え絶えになってしまっています。
そこで、宮島沼の会は空知森林管理署と協定を結び、昨年から外来植物の抜き取りをおこなっているのです。
この時期はまだ草丈が短く、作業がしやすいのです。
これはオオアワダチソウ。
コツさえわかれば遠目でもすぐ見分けられるようになるので、誰でもできます♪
外来植物だけを抜き取っていくと、いろんな植物が顔を出します。
ゼンテイカ。
コバギボウシ。
水路にはミズバショウ。
防風林脇の水路にはこんなミズバショウの群落がいくつも残されています。
下の画像は5月15日に撮影したもの。
オオアワダチソウを抜くとこうなります。
作業前。
作業後。
地道な作業ですが、続ければ確実に外来種が減ります。在来種も息を吹き返してくれることと思います。
6月4日と5日に作業イベントを予定しています。
それ以外の日でもかまいませんのでお問い合わせください。
地域の原風景を後世に残すお手伝いをしていただける方を募集しています。
ご協力いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
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