2023年2月5日(日)、マガレンジャーの活動「米粉料理づくり」を行いました!
食べ物系の活動は前回のキャンプからようやく復活。
リーダーは小学生のあかり隊員、中学生のいっさ隊員。
参加したのは全部で8名。小学生のたける隊員、ろく隊員、あやり隊員、まゆ隊員、高校生のちかね隊員、ゆい隊員。
メニューは、米粉うどん、米粉天ぷら、米粉シフォンケーキ。
さて、マガレンの活動になぜ米粉料理?
マガレンジャー本部のある宮島沼には、たくさんのマガンがやってきます。
マガンたちは、宮島沼に滞在している間、田んぼの落ちもみを食べてお腹を満たします。
宮島沼周辺には水田が一面に広がっています。
しかし、お米の消費量が落ちるとお米農家さんは、水田から小麦や大豆などに転作しなくてはなりません。
落ちもみを食べられる田んぼが少なくなると、マガンたちは小麦畑の芽も食べてしまいます。
マガンによる「小麦食害」が起きてしまうのです。
小麦を食べられると農家さんはとっても困ります。
「マガンも農家さんも困らないためにはどうしたらいいか」
隊員たちは考えました。自分たちにも何かできるんじゃないか、と。
「お米をいっぱい食べれば田んぼが減らなくて済むよね!お米や米粉を使った料理を作って食べよう!」
そんなわけで「米粉料理づくり」はマガレンの活動の一つとなったのです。
レシピを見る限り、難しくはないはず...ですが、今回のメンバーのほとんどが調理に不慣れ。
いつもなら調理手順をホワイトボードに書き出し、役割分担を決めてから作業にあたるのですが、なんともざっくりした説明のみ...。
場数をこなしているのが2名の高校生隊員のみだったので、不安だらけでスタートしました。
副隊長も高校生隊員も、ものすごく口出ししたかったのですが、ガマンガマン。
それでも最初の方は、卵を割る時、白身と黄身をどうやって分ける?とお互い相談したり、交代でボウルの中身を混ぜたり、なかなか和気あいあいとした雰囲気。
ケーキは、副隊長も含め全員が交代で作業を行いました。
オーブンの中を見ると、いい感じ。
天ぷらの材料は、鶏胸肉、エビ、カボチャ、ちくわ。
仕込みはバッチリ。
うどんの出汁は、昆布と鰹をたっぷり効かせた美味しいものができました。
しかし、うどんの生地を作るあたりから暗雲が立ち込めてきました。
小学生隊員たちは、生地をこねているうちにヒートアップして、打って叩いて丸めて遊び始めます。
いつまで経っても生地ができ上がりません(泣)
しまいには破れたラップの切れ端がいくつも生地に練り込まれてしまい、ちまちまと探して取り出す羽目に。
お腹が空いてみんなイライラし始めます。
高校生と副隊長がフォローに入ってなんとか出来上がり。
ぐずぐずのうどんと、うどんが溶け出して濁ってしまった出汁。
いや、見た目はアレですが、味は美味しかったですよ。
次回はちゃんと役割分担を決めて、真面目に作ろうと決心したマガレンたちでした。
隊長曰く「なかなかカオスなものができましたね。でも、米粉の可能性は無限大にあるということが分かりましたし、また頑張って!」
3月は「春キャンプ!」です。
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